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バスト基礎知識

あなたはバストについてどこまで知っていますか?バストは単に「脂肪のかたまり」、ではないんです。
このページでは身近な基礎知識を紹介します。バストって、とても奥が深いんですよ。

なぜ乳房があるか知っていますか?

乳房の始まり

ほかの哺乳類に比べて人間の乳房は大きく膨らんでいます。
なぜだか知っていますか?
ある動物学者は「女性の胸は性的魅力を発信するために進化した」という説を唱えています。
猿から人間に進化し、二足歩行になった人間は、四足歩行の時に比べてお尻が目立たなくなりました。今まではお尻がセックスアピールだったのに、目立たなくなったことによりもっと協力なセックスアピールポイントが必要になりました。
そのポイントこそが乳房だったのです。人間女性の乳房は男性の目を惹きつけ、性的な魅力をアピールするための器官として発達しました。
乳房は女性にとって重要なセクシャリティのシンボルなのです。

どんなバストが「いいバスト」なの?

大きければいい!じゃないんです

バストサイズがほとんど同じでも体型や体質、年齢により乳房の質が変わってきます。
乳房の中身、何でできてるのかご存知ですか?
それは、乳腺質と脂肪質の二つの種類があります。

乳腺が多い乳腺質の乳房は、乳腺葉が乳房の中にたくさん詰まっているため、固くて動きにくい特徴があり、たとえ乳房が大きくても下垂しにくく形もそれほど変わらないようです。
それに比べ、皮下脂肪の多い脂肪質の乳房の場合は、柔らかいため形も崩れやすく、
仰向けに寝ると乳房が流れてぺちゃんこになってしまいがちです。

形的にも底面積が広く、平坦な印象になってしまいます。

バストの断面図
欧米人では比較的乳腺質の人が多いのに対し、日本人では脂肪質の乳房が多いと言われています。

美しいバストの基準は定められていた!?

理想のバストの7条件

1.胸骨から乳頭にかけて少しずつふくらみが始まり、そのふくらみは乳頭を中心とする円錐型になっていること。

2.左右の乳首の間隔が顔の幅と同じであること

3.左右の乳頭を結んだ線と、左右の鎖骨の中心点を結ぶ線がほぼ正三角形であること

4.乳房の厚みが、胸壁から8~10cm程度であること

5.左右の乳頭の中心からあごの長さと、顔の長さがほぼ同じであること

6.乳房はやや上向きで、なおかつやや外を向いていること

7.バストサイズとヒップサイズがほぼ等しいこと

各年代の理想のバストサイズ計算式

トップ アンダー
20代 身長(cm)×0.515 身長(cm)×0.432
30代 身長(cm)×0.525 身長(cm)×0.453
40代 身長(cm)×0.543 身長(cm)×0.463

上半身を鏡で正面から見て左右のバストトップと左右の鎖骨の間(中心)とを結んだとき、正三角形だと離れ乳や垂れ乳になっていない理想のお胸となっております。

女性ホルモンとバストの深~い関係

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つがあります。

エストロゲン(別名:卵胞ホルモン)

乳房内にある脂肪の吸着の促進や乳腺管の成長と発育を促すホルモンです。
また、なめらかなボディライン、みずみずしい肌、艶のある髪など女性らしさを演出するホルモンでもあります。

プロゲステロン(別名:黄体ホルモン)

身体に水分を保持したり食欲を増進させる働きがあります。
また、子宮がいつでも受精卵を迎え入れることができるように、子宮内膜に厚みを持たせたり乳房にハリをもたせるなどと母親になる準備をするホルモンでもあります。

女性の体は28日周期で変化していて、一日も同じホルモン量の日はありません。
一生を通して女性に大きな働きをし、女性が女性であるために欠かせないホルモンなのです。

現代の女性はホルモンバランスが崩れやすい!?

ホルモンのバランスが崩れると身体に大きな影響をもたらせます。
女性ホルモンの分泌が停止した場合は無月経となり、分泌量が減少すると月経不順になります。
また男性ホルモンの分泌が多すぎると月経異常とともに多毛や声の低音化、ひどいニキビになってしまいます。
女性ホルモンは脳と卵巣の微妙なやりとりで成り立っています。
このやりとりをコントロールしているのが視床下部などの司令塔です。

ホルモンバランスの乱れの原因は?

1.ストレス

ストレスを受けると脳の司令塔がそれに対処するため、卵巣へのホルモン分泌の命令が減少すると考えられています。

2.ダイエット

ダイエットによるたんぱく質・ビタミン・ミネラル等の栄養不足や急激な体重の増減により、女性ホルモンの分泌が低下します。急激な減量は脳の視床下部などにとっても大きなダメージとなります。

3.睡眠

睡眠はホルモンの分泌に影響を与えます。
質の高い睡眠をとることで睡眠中にホルモンバランスを安定させてくれます。
成長ホルモンの分泌も活性します。

4.冷え

体が冷える事で、自律神経が乱れホルモンバランスが崩れることがあるので注意が必要です。
特に下半身の冷えは、女性ホルモンに悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

5.加齢

30代後半から卵巣機能の低下が始まります。
エストロゲンの分泌量が減少しています。
そのアンバランスで体調不良になってしまうのが更年期障害です。

ホルモンバランスを意識して過ごすように心掛けましょう。

乳房はこのように発育していきます

1.成長期

身長と同じで、もちろんバストにも「成長期」があります。ちょうど、初潮を迎える前後から胸に変化があらわれ始めます。乳腺の発達によって、胸はふくらみ始めます。その乳腺の発達には、ラクトゲン受容体と成長ホルモンが大きく関わります。これらは、思春期あたりから分泌される事から、この時期に胸の成長が大きくみられます。

2.妊娠期

妊娠週期が進むにつれて、乳房は全体がかたく張ってきて、増大し、皮下の静脈が怒張(どちょう)して皮膚の上から見えるようになります。妊娠3~4週ごろから乳管の枝分かれが始まり、妊娠3か月ごろからは腺房の発達が著しくなります。妊娠末期になると、腺房の中は初乳で満たされ、乳腺は拡大し、出産後の授乳にむけての準備が完了します。

3.授乳期

出産後、胎盤性のホルモンのエストロゲン、プロゲステロンが急激に血中から消退し、抑えられていたプロラクチンの機能が発揮され、本格的な乳汁の生成と分泌が始まります。

4.授乳後

授乳後は、乳腺の退縮が行われしぼみます。 妊娠〜授乳により、乳房外側から覆っている皮膚が対応できずタルミが生じ乳房はハリを失います。

5.更年期

更年期になる40代半ばあたりから機能低下がはっきりしてきます。その結果、女性ホルモンの一つ、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が減ってきて、やがて分泌されなくなります。乳腺や皮下脂肪が萎縮するため、皮膚は乾燥しがちになります。

光施術のメリット

up・Oの光施術は、バストの形やサイズを変えるだけでなく女性ホルモンを活性化させる効果も!
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